集魚灯と呼ばれてきた灯光漁業であるが、本書では漁灯と記している。魚を集めるだけでなく、光を用いることで対象生物をより効率的に漁獲できるからである。省エネと環境保全対策が求められるなか、LED光源を軸として変化しつつある灯光漁業の展望を探る。魚の行動学から実際の漁場の雰囲気までわかりやすく紹介する。
2010年4月30日